友達の指摘で問題集を修正しました。そして、友達について考えました。

こんにちは、Inoue(e)です。2024年が始まって早くも2週間が過ぎました。みなさんいかがお過ごしですか?私はなんとも早い2週間を過ごしているのですが、これはまだまだ続きそうだなとビクビクしております(笑)今日はそんな忙しい年末年始の話と、友達についてのブログです。

それは12月初めから始まりました。
12月の初めに中学生のときから仲良くしている友達に会いました。12月初めに会った友達は昨年から海外赴任しているので、その都合に合わせるため、仕事前のランチの時間に会いました。和食のリクエストに応えて、少しお高めの料亭のようなところに行ったのですが、平日にもかかわらずお客さんが結構いてびっくりしました。海外赴任したばっかりだったので、新鮮な海外のお話を聞かせてもらいました。大手企業の海外赴任は私の知らない話ばかりなので、興味深い話が聞けました。行って早々休む間もなく忙しくしていたそうで、相当大変だったそうです。具体的で専門的な話でしたが、彼はいつも私の脳みそでもわかるようにかみ砕いて説明してくれます。一番覚えている話は、海外の人はよく聞く通り、バス停で友達かのように話しかけてくるということです(笑)
そして、私の問題集も紹介したのですが、褒められるだけ褒められてニヤニヤしていました(笑)この問題集を周囲の人に紹介すると、驚いて称賛してくれる人がたくさんいます。生徒に紹介したときも、拍手してくれる人もいました。確かにこれは大作だという自負はありますが、それは自分がそれだけの苦労をして、それだけ良い物ができたと思っているからです。しかし、彼らは自分以外の他人の仕事(作品)を見て、その苦労や喜びを、その人の目線で感動してくれているわけです。そんな人がいることに驚きます。自分ならそんなふうに思えるかな、と省みたりしています。それ以降、テレビを見ても家電を見ても、これを作った人には相当の苦労があるんだろうな、というふうに物を見てしまうようになりました。世の中のすべての物や作品や、漫才などの無形の物に対してさえも、その奥の苦労を見るようになってしまいました…過剰反応です(笑)
この友達と会うと、いつも自分の「今の位置」を客観的に知ることができて刺激を与えられます。

それから、年末にまた別の、これもまた中学生時代からの友達に会ったのですが、これはまた先の友達とは違って、なんというか、まあ、言葉を選ばずに言うなら、ふざけたやつらです(笑)他愛もない話で盛り上がる中学生の頃のままの関係が続いているような友達です。公共の場でも大人げなくはしゃいだりしてしまいます。先の友達が「今の位置」を知らせてくれる友達なら、この友達は「中学生に戻してくれる」友達と言えそうです。
その友達にも問題集を紹介したのですが、こちらは、「大人」な対応はなく、まず批判から始まりました(笑)しかし、当然ですが、ふだん企業で働く社会人である彼らの意見はまっとうなもので、私の気づいていることも気づいていないこともずけずけと指摘してくれました。いくつかはすぐに修正すべきものでしたが、いくつかはそうではありませんでした。
彼らは、この問題集の「量」に批判的でした。問題集の大きさ、ページ数、文字の多さ。しかし、私はこの問題集の量についてはまっとうだと考えています。私は、この問題集を多くの中学生に使ってもらいたいと思っています。それは、基礎が大切であることを知っているからです。その大切な基礎を固めることはとても難しいことだということも知っています。基礎は、通常学校や塾で2年かけて養うものです。それを学校や塾の力を使わず、独学で直すことができるのが、この問題集の意図するところです。ラクに点をあげることにはありません。しかし、彼らの言う「マーケティング」的な視点も理にかなったもので、当たり前ですが、「売れない」ことには、みんなは使ってくれません。今すべきことが終われば、そちらも手を付けようかと思っています。
一方、彼らはすぐにでも修正すべき点も指摘してくれました。その修正を年始早々していたわけです。私は一人でこの問題集を作ったので、そういう客観的な視点は有難いものです。彼らのおかげで、また一つ、この問題集が良いものになりました。

そして、次は動画撮影の準備です。年始早々、動画編集用のPC、外付けモニター、ピンマイクのような動画撮影用の機材が続々と配達され、その設定をしていました。それをする一方で、新しいPCで修正作業を続けていました。(そのため、年始から、販売を停止していました。どうせ買ってくれるなら、修正したものを買ってもらいたいので。)
そして、昨日やっとその修正作業が終わり、Amazon Kindle出版に申請しました。あとはAmazonの承認が下りれば、また販売が開始されます。
下記にその修正を添付します。確かにこのほうがいいなとうれしくなり、画像にアバターを追加しました。今、こんな顔をしています(笑)

旧・表紙
これが
新・表紙
こうなって
旧・解説ページ
これが
新・解説ページ
こうなりました!
※アバターは問題集には掲載されていません(笑)

また、販売が開始されたらSNSでお伝えしますので、フォローをお願いします。

さて、話は変わりますが、みなさんには友達はいますか?私には上記のような素晴らしい友達がいます。
でも、そもそも「友達」とは何だと思いますか?「何ややこしいこと考えてんだ、友達は友達だよ、バーロ」とコナン君に言われそうですが、私は、私の友達にいくつかの共通の特徴があることを感じています。年末年始に感じたこと、それは、私にとっての友達は、「おまえじゃないとあかん」と「おまえじゃあかん」を伝えてくれるものだと改めて知りました。
「おまえじゃないとあかん」は、そのままでわかりやすいです。互いを大切に思い合っていて、一緒にいる時間がかけがえのないものになる関係です。いっしょにいて楽しい関係です。
「おまえじゃあかん」は、今の自分を批判してくれる関係です。そして、その批判は私の成長のためであり、常にリスペクトを伴うものです。批判を、相手へのリスペクトではなく、自分自身のためにする人も多くいます。そんな中彼らの批判は、「私の成長を思えばこそ」に100%全フリしたもので、だからこそ私もそれをまっすぐに聞くことができる。もちろん一方的ではなく、私も彼らを批判することもあります。そのほうが多いと怒られそうですが(笑)この相乗効果をまっすぐに素直な心で生む関係が、「おまえじゃあかん」を伝えてくれる関係です。
私の友達はみんな、この2つが両立する関係を持つことができています。これが私にとっての友達であり、そんな友達が何人かいる自分が、とてもラッキーだなと思っています。年に数回しか連絡を取り合いませんが、これからもこのかけがえのない友達を大切にしていかないとなと思わせてくれた年末年始でした。
そんな友達の指摘によって生まれ変わった問題集を、どうかよろしくお願いします(最後は宣伝かい!笑)

それでは今日はこの辺で失礼します。